【プロジェクトマネージメント】ゴール設定の難しさと目的について(働きマン)
こんにちは!こんばんは、みんろです!
そもそもゴールって何?
最近読んだ漫画でとても印象的だった一コマです。(働きマン(2巻 169P))
出典:安野モヨコ『働きマン 2』
入社面接をしている学生について、コメントしているシーンですね。
・「入ってから何をするのか」
・「どうなりたいのか」
がはっきりしてる人は、入社を目標にしている人を自ずと超えている。
めっちゃ説得感があるし、自分が面接官だったとしても、未来を語ってくれる人にはとても魅かれるでしょう。
目標・ゴール・目的の違いって何?
そもそも言葉の定義として、目標とゴールと目的の違いって何なのか、はっきりさせましょう。
自分のオリジン・最初に思い描いた未来像。
なぜそうしようと思ったのか。根本となるのが目的。
例:未来をワクワクさせるようなシステムを作り、少しでも多くの人に感動してもらうこと
目的を達成する到達点。
目的が達成される具体的なもの。
例:VRのショッピングモール構築・MRでの魔法世界の構築
ゴールを達成するための課題・ポイント
ゴール到達のために、さらにブレイクダウンされたもの。
例:1日10ページのプログラミング言語の学習・エンジニアの環境に身を置く
ゴール設定について
先ほどの、目的・ゴール・目標について、もっとも大事なものはゴール設定であると思っています。
というのも、個人的には下記のように整理していて、紙に書いて掲げ、日々意識するようなものだと思っているからです。
目的・・・・自分がやってることが分からなくなった時、時たまに振り返るもの。
ゴール・・・日々意識するもの。目標として紙に書いて掲げるようなもの。
目標・・・・日々実践していくもの。
特に、プロジェクトにおいては、ゴールは必達するべきものであり、チーム共通の認識だからです。
ただ、ゴール設定ではよく陥る落とし穴があります。
プロジェクトのゴール設定の落とし穴について
チームになってしまうとよくあるのが、ゴールが目的になることです。
この原因はプロジェクト立ち上げの失敗していることです。
最初に、目的・ゴール・目標が正しくチームで共有できてないから、ゴールが目的になります。
特にプロジェクトは下記で定義されているように、「有限性があること」に起因して、期間までに達成することが目的になりがちです。
独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性のある業務
プロジェクトマネージメントにおいて、ゴールに到達することがもっとも大事です。
最悪、目的を理解せずに、ただ日々の業務をしている人なんて、数多くいるでしょう。
それでうまくいくプロジェクトも、もちろんあります。
ただ、より有意義な活動をしていくためには、目的を振り返ることはとても大事です。
そして、その目的を意識したゴール設定であることをチームの共通認識として持つことが、お互いのコミュニケーション・助け合いを生み、チームビルディングができていきます。
まとめ
本当に、ゴールが目的になることはよくあると思います。
自分も気づけばよくやってます。
ただ、ここが意識できれば、先を見据えた行動ができるし、積極的なアクションを非常に起こしやすいと実感することがよくあります。
この記事を読んでいただけた方の少しでも助けになれば幸いです。
本日はここまで!